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歯がボロボロで恥ずかしいしお金がない!という方へ

カテゴリー: 歯科治療

虫歯は自然に治ることのない病気なので、放置すれば徐々に進行していきます。その結果、歯がボロボロになってしまう方も珍しくありません。ボロボロになった歯は見た目が悪くて恥ずかしい、そこまで放っておいたことを歯医者さんに怒られそうで怖い、治療費が高そう、といった理由でなかなか歯科を受診できないという方もいらっしゃることでしょう。

今回は歯がボロボロになる理由や治療する方法、治療にかかる費用などを江東区東陽のナオデンタルクリニックが詳しく解説します。

なぜ、歯がボロボロになるの?

虫歯は特別な感染症?

私たちの身体には、病原体を排除する免疫システムが備わっています。風邪やインフルエンザ、感染性の胃腸炎などにかかってしまっても、数日間、安静に過ごすことで病態も徐々に改善していきます。

虫歯もそれらと同じように考えると大きな失敗を招いてしまうため要注意です。なぜなら、「エナメル質や象牙質に感染した虫歯菌は、私たちが持つ免疫システムで完全排除することは不可能だからです。

当然ですが歯磨きをいくら頑張っても、虫歯菌は取り除けません。歯医者さんのドリルで削り取らない限り虫歯菌はそこにとどまり、繁殖し、歯にダメージを与え続けるのです。自然治癒が見込めない病気なので、何もせず放置をすれば1年後も同様の症状が継続します。

溶けた歯質は元に戻らない

虫歯による主な症状は歯質の「脱灰(だっかい)」です。虫歯菌が糖質をエサとして生命活動を営む過程で「酸」が作られ、それがエナメル質や象牙質を溶かしていきます。歯質は再生しない組織であり、脱灰が進むほど歯がボロボロになります。

当院でも歯の頭の部分である歯冠(しかん)がボロボロになって崩壊しかけている患者さまは少なからずいらっしゃいます。それは「40代や50代の方だけではなく、20代、30代の若い方も含まれます。

歯がボロボロになっても放置してしまう理由

歯がボロボロになっても歯科を受診できないという方には、次のような事情があるようです。

ボロボロの歯を見られるのが恥ずかしい

ボロボロになった歯は不摂生や怠惰、不衛生の象徴のように捉えられがちで、それを他人に見られるのが恥ずかしいという方は極めて多いです。とくに20代、30代の患者さまはその傾向が強いといえます。

実際、ボロボロになった歯は見た目があまり良くないので、恥ずかしいと感じるお気持ちもよく理解できます。日常生活でもボロボロになった歯が恥ずかしくて、自然に笑えなかったり、消極的になってしまったりするかと思います。

歯を治すためのお金がない

歯がボロボロになると、高額な治療費がかかるものだと思い込んでいる方も少なくないようです。確かに、歯を治すために数十万円の治療費がかかるとなると、受診を控えてしまう気持ちも分かります。実際はそれほど高額な費用がかかることは稀であり、「保険診療であれば数千円から数万円でボロボロになった歯の見た目や機能を回復できます。

ボロボロになった歯を放置するリスク

歯がボロボロになった状態を放置すると、以下のようなリスクが生じます。

  • 恥ずかしくて自然に笑えなくなる
  • 食べ物を噛みにくくなる
  • 歯痛が強くなっていく
  • 虫歯が他の歯にも広がっていく
  • 感染が歯茎や顎の骨にまで拡大する
  • 虫歯以外の感染症にもかかりやすくなる

こうした状態にならないためにも、ボロボロになった歯は1日でも早く治しましょう。当院なら、どんなにボロボロになった歯でも何らかの方法で治療することが可能です。

歯がボロボロになったときの治療法

歯がボロボロになったときの治療法は、お口の中の状態によって変わります。

1本の歯がボロボロになった場合

例えば、最も大きな負担がかかりやすい第一大臼歯(前から6番目の歯)1本が虫歯でボロボロになった場合は、「感染した歯質を削って被せ物を装着します。虫歯が歯の神経にまで達している場合は、抜髄(ばつずい)をして、歯の根の中をきれいにお掃除した上で土台を形成し、被せ物を装着します。

「虫歯の重症度が高い場合は抜歯をすることもあります。抜歯によって生じた歯列内のすき間は、ブリッジや入れ歯、インプラントなど補います。こうしたケースは、20代や30代の方でよく見られます。

たくさんの歯がボロボロになった場合

たくさんの歯が虫歯でボロボロになり、保存することが難しいような場合は、抜歯をして入れ歯やブリッジ、インプラントなどで補います。入れ歯やブリッジは保険適用されるため、1~2万円で装置を作れることがほとんどです。もちろん、「経済的な余裕があればインプラントを選択するのも良いでしょう。こうしたケースは40代以降でよく見られます。

恥ずかしくても、お金がなくても歯医者に行こう

このように、歯がボロボロになっても歯医者さんを受診すればきれいに治すことができます。その際「恥ずかしい」という感情は持つ必要ありません。私たち歯科医師・歯科衛生士は医療従事者であり、患者さまを苦しめている病気を治すことを第一に考えております。

仮に「歯がボロボロになるまで放置してしまったとしても、それをとがめることはありません。歯がボロボロになった状態を見て蔑むような人間も医療の現場にはおりませんので、安心してご来院ください。

「お金がない」という理由で受診を保留している場合もまずはナオデンタルクリニックまでご相談ください。ボロボロになった歯でも保険診療なら比較的安く治せます。仮にすべての歯を失ったとしても、保険の総入れ歯なら2万円程度で作成可能です。

まとめ

今回は、歯がボロボロになっても歯科を受診できないという方に向けて、いくつかアドバイスさせていただきました。当院でも「恥ずかしい」「お金がない」という理由で歯科の受診を先延ばししてきた方はたくさんいらっしゃいますが、「思い切って歯医者に診てもらって本当に良かった」と満足される方がほとんどです。

いざ歯医者さんを受診してみると、「恥ずかしい」と感じる必要はなかったと安心されることでしょう。保険診療ならボロボロになった歯でも想像以上に安く治療できますので、まずはお気軽にナオデンタルクリニックまでご連絡ください。

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